2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Art of happiness〜美と書のハーモニー

○ 11月22日、日曜日。 高校の同級生から告知いただきました。来週あたり伺います。北海道内で教職についている方がたの展示のようです。 ■Art of happiness 美と書のハーモニー 場所:cafe花みずき(旭川市2条3丁目右3号仲)にて 会期:11月24日(火)〜12…

GOLDEN COMPETITION 09' 入選者作品展

とても好きな作風の絵画を制作している札幌の美術作家 山本雄基さんの作品が、U35賞を受賞されたそうです。…この展示、見たい。ご本人は、最近の傾向を「地味」とおっしゃっていますが、濃密な遊び心があふれていて強いです。 ■GOLDEN COMPETITION 09' 入選…

公園の小さな建物。

11月13日、金曜。・冬支度と旅の準備。夢のようだったいっかげつがひと段落してちょっと虚しいのだけれど、来月の旅が待ち遠しい。 ・まちに向かって歩けば、左手に背の高い針葉樹がつくるカーテンの裾から、アーミーグリーン一色のジープがきれいに並ぶ様子…

今週の気になるニュース。

古いニュース、2件。妹島和世氏がベネチア・建築ビエンナーレの総合ディレクターになるというニュースが気になった。ウェブ版アート・フォーラムのニュース欄よりコンセプトについての記述。訳してなくてごめんなさい。 Sejima’s concept for the biennale i…

銅、ステンレス、木、手。

11月のある一日のこと。 念願だった、鉄塊の運搬。それによる筋肉痛。 金属の塊は人の体よりもわずかに、あるいはかなり重く、そして硬いために、思っていた以上に運ぼうとする人の指や足を破損させてしまう危険がある。運ばれる鉄片にとっては、木片は軽く…

空港、木彫りの熊。

10月1日、藤原吉美氏の木彫りの熊。 「スゴイ木彫りの熊がある!」とのうわさを聞いて旭川空港へ駆けつけました。それは「木彫藤原」藤原吉美氏作の熊です。 展示キャプションより。 1949年 上川郡東神楽町生まれ。 1964年 旭川市にて木彫り業界に入る。 196…

ビルエントランス、平面。

8月、東京ミッドタウン。ピーター・ツィンマーマン≪scope≫2004年。インターネットなどから得た画像を抽象化して描く作家だそうです。*1エポキシ樹脂のレイヤーがきれいです。織目の見える淡白な白い下地の余白を残している点は、書道みたいだし、光沢を保っ…

からふとのかたち

それは池のかたち。神社にはからふとのかたちをした池があるということです。 その名も樺太池といいます。 その計画意図はこのようなものでした。昭和初期。 樺太池と北海道池の間を通っているらしい太鼓橋はこんな感じ。写真でみると小さな神社のように見え…

11月2日2:00、旭川。煉瓦に薔薇。

11月2日2:00、旭川。紫陽花に雪。花に雪が降るのを恐れていたこと。北海道に降り立つと、温室育ちのハイビスカスが咲いていた。次の日には雪虫がその葉に翅を休めているのを見つけて憂鬱な気分になった憶えがある。せっかく咲いたのに雪…馴染みのない場所に…

11月2日2:00、旭川。イチイに雪。故人が愛したもの。きのうの朝、私は慌ただしく出入りする人の気配で目を覚ました。故人は盆栽を大切にしており、大金を積むといわれても譲ることはなかった。そのいわくつきの盆栽が深夜の雪で折れ、残された者たちは故人…